Olleh KT HTC EVO4G+ レビューなど [製品]
韓国国内の携帯キャリアOlleh KT から発売されているEVO4G+を随分前に購入したのでレビューを書き込んで行きたいと思います。
スペック等々はHTC Sensationと似ています。
- 型番/コードネーム:X515E(Rider)
- SoC: MSM8260 1.2GHz
- 通信方式: WCDMA/GSM/WiMAX
- カメラ:メイン800万画素、サブ130万画素
- RAM:1GB
- ROM:1GB
- 160g(Evo3Dは170g)
- アップデートによりSense3.5搭載
国内ではSoftbank/Docomoで使うことが出来ますが、国内使用は技適が通っていないためグレーとなります。
WiMAXに関しては国内では使用できません。
韓国内ではWiMAXの事をWiBroと名づけており、本体にはWiMAXではなくWiBroと記述があります。
・パッケージや内容物
パッケージ
内容物に関しては以下の通り
- 本体
- バッテリーx2
- ACアダプター
- USBケーブル
- MicroSD 8GB
- イヤホン
- 純正バッテリーチャージャー
- -(EVO3D/EVO4G+/Sensationのバッテリーを充電可能)
韓国のHTCスマートフォンは付属品が沢山付いており、とても羨ましいです。
韓国SKTで発売されているHTC Raider 4GやDesireHDにもバッテリー充電器が付属していました。
・本体の外観
EVO4G+はEVO3Dのワンカメラ版なだけだと思われがちですが、色々と異なる所が多かったです。
前面のアルミフレームもEVO3Dよりしっかりした物となっており、EVO3Dより高級感があります。
恐らくEVO3Dを同じようにしてしまったら更に重くなってしまうので採用しなかったのでしょうか
イヤホンジャック/電源ボタンがEVO3Dと反対の位置になっています。
EVO3Dは3D液晶を搭載しているため、タッチパネルと液晶の隙間が大きく開いており、自分はそこが結構気になっています。
Sensationだとそのような事は感じないので恐らく3D液晶が影響しているのでしょうか
EVO4G+も3D液晶は搭載していないので隙間は気になりませんでした。
・カバー開封後の内装
EVO3Dのバッテリーを使用可能ですが、EVO3Dとは内装の形も色々と異なっております。
SIMスロット/SDカードスロットはWCDMA版のEVO3Dと同じ場所に在ります。
SDカードスロットはこの場所に在ると、CDMA版(ISW12HT)のようにバッテリーを外さずにSDカードを交換できるのでとても便利です。
EVO3Dとの内装比較
バッテリー取り外しの際の爪を引っ掛ける所の形などが違います。
・カメラの画質
全く同じ環境で撮影しました。
色温度が違いますね・・・
・ベンチマーク
rootなどは取っていない完全純正状態で計測いたしました。
公式アンロック対応機種となっているので、rootも楽々取ることが出来ました。
Android4.0のアップデートもHTC KoreaのFacebookによると近日を予定しているようなので、アップデート後さらに快適になると思われます。
全体的にEVO3Dの不満点がほぼ解消されている機種となりますので、HTC好きの皆さん如何でしょうか。
HTC Korea - HTC EVO4G+ Product Overview
Evo4G+にEvo3DのSense4.0ポートROMを移植したい 1 [EVO4G+]
今Sprint版のEvo3DにSense4.0ポートROMを入れて使っているのですが、
自分はSense3.6などよりSense4.0の方が好きなので大変気に入っています。
ですが自分としてはEvo3DよりEvo4G+の方が好きです。
パッと見ほぼ変わらないように見えますが実はEvo4G+の方がつくりがしっかりしており、
出来ればこちらを使用したいのです。
ですので、どうにかSense4.0を移植できないかやっているのですが素人がちょいちょいとやって出来るものではないんだと実感しております。
以下に行ってた事をメモがてらに記述していきたいと思います。
使った物
UbuntuPC
Evo4G+(Rider)のboot.img(kernel)
Evo3D(Shooter)のSense4.0ICSカスタムロム(CDMA版を使用)
(GSM版の方も試しましたが結果は変わらず)
Riderのboot.img、ShooterSense4.0ROMのboot.imgを取り出し、
カーネルを「split_bootimg.pl」を使いLinuxで展開します。
管理者権限でターミナルからそれぞれ以下を行いました
# ./split_bootimg.pl boot.img
でターミナル上ではサイズ情報やコマンドラインが表示され、
「boot.img-ramdisk.gz/boot.img-kernel」がファイルとして吐き出されました
# mkdir ramdisk
# cd ramdisk
# zcat -dc ..boot.img-ramdisk.gz | cpio -i
で両方ramdiskに移動し、ramdisk.gzを展開後
ファイラーでRiderカーネルと比較しながら
Sense4.0カーネルの中身のファイルのDeviceネームを変更しました。
変更前に権限が無いと言われたので以下を
# chown -R fnoji /ramdisk
Deviceネームの記述があったもの
init.shooter.rc → init.rider.rc
init.shooter.usb.rc → init.rider.usb.rc
unventd.shooter.rc → unventd.rider.rc
GSMの奴だと入っていない物だったりありましたが、特に変わらない物なのだと思ってます。
次に又ターミナルに戻り、「mkbootfs」を使ってramdisk内をパッキングします。
# ./mkbootfs ramdisk | gzip > new.boot.img-ramdisk.gz
次に「mkbootimg」を使用してboot.imgに再パッキングします。
先ほどの展開時に出力されたコマンドラインを使うか、
以下のブログさんが製作した「boot_img_hdr.exe」を使用して、ヘッダー情報を調べます。
攻撃は最大の防御なり - boot.imgを展開してみる その2
http://blog.goo.ne.jp/are_001/e/d734a67b8ea6a0cbcbb416262a298085
自分はこちらを使いました。
これを使うためにはcygwinのインストールが必要です。
使用すると、Riderカーネルは以下のように出力されました。
d:\kernelse4ri\bin>boot_img_hdr.exe boot.img
kernel_size : 3195488
kernel_addr : 0x48008000
ramdisk_size : 365129
ramdisk_addr : 0x49000000
second_size : 0
second_addr : 0x48f00000
tags_addr : 0x48000100
page_size : 2048
unused : 0x28a894
name :
cmdline : console=ttyHSL0 androidboot.hardware=rider no_console_suspend=1
今回使用する部分は太字になっている tags_addr cmdlineです。
これを参考にしてmkbootimgを使用します。
# ./mkbootimg --cmdline 'console=ttyHSL0 androidboot.hardware=rider no_console_suspend=1' --kernel boot.img-kernel --ramdisk new.boot.img-ramdisk.gz --base 0x48000000 -o new_boot.img
以上でnew_boot.imgが生成されます。
それで、後半のほうの --base 0x48000000 についてですがリンク先ブログさんや他のブログさんだと
rags_addr通りに記述後ビルドすると指示があるんですが、その通り行い
再度出来上がったもののヘッダー情報を確認すると後ろから三桁目が一つ数値が上がるんですよね・・・
例:--base 0x48000100 → ヘッダー情報 tags_addr : 0x48000200
まぁどれをやっても結果は起動せず変わらなかったのでよく解らないんですが^^;
カーネルは以上の方法で大きく二つ生成しました。
・Evo3DSense4.0カーネルのDeviceネームのみ変更してビルドしたもの
・Evo3DSense4.0カーネルのDeviceネームを変更し、boot.img-kernelをRiderの物と入れ替えてビルドしたもの
これらそれぞれテストのためにをRiderにfastbootより書き込みます。
Rider(Unlock済み)をfastbootモードにし、USB接続後
fastboot flash boot new_boot.img
を行い書き込みます。
これでカーネルは準備完了のつもりでした。
次にROMの方ですが、自分のイメージではEvo3D→SensationのポートROMを作ったり
その逆を行ったりするのであれば色々ファイル群の入れ替えなどが必要なのかな?
思っており、
それにGingerBreadROMからICSROMにファイル群をコピーした所で動くはずが無いとも考えておりました。
なのでリネームぐらいしかROM内部の作業はしておりません。
(取り敢えずbootanimationなどが起動してAndroidが起動しているのを確認できればチマチマ弄ろうと思ってたので・・)
ですので以下を参考に、build.propやキーマップなどshooterと記述があるファイルは全てriderに変更しました。
(notepad++で比較し、build.propはできる限りRiderのものに近づけました)
XDA - [DEV][SENSE] Porting sense to other sense devices
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=1222746
その署名したROMをClockworkModよりフラッシュし、adb logcatを起動させつつ起動させました。
・Evo3DSense4.0カーネルのDeviceネームのみ変更してビルドしたもの
だとlogcatは一切反応せず、定期的に再起動を繰り返していました。
・Evo3DSense4.0カーネルのDeviceネームを変更し、boot.img-kernelをRiderの物と入れ替えてビルドしたもの
だと、logcatに反応はあり文字ががーっと流れるのですが、ずっと起動しており永遠とループしているようでした。
一応 adb logcat -v time > log.txt よりlog.txtを保存したのでアップしておきます。
log.txt
http://www.mediafire.com/?5ci4v6iuk295ziy
うーん・・・無謀なんでしょうかね・・・
Sense4.0使うことができればEvo4G+離さないのですが・・・
中国HTCが各種機種のAndroid4.0アップデート時期を発表! [HTC情報]
中国HTCが各種機種のAndroid4.0アップデート時期を発表しました!
発表された機種は以下の通りです
- HTC 惊艳 S710d (incredible S)
- HTC 惊艳 S710e (incredible S)
- HTC 渴望 S (Desire S)
- HTC 微客(中国版のSalsa) ↑ICSアップデートではなく、ソフトウェアアップデートでした
- HTC 倾心 S510b (Rhyme)
- HTC 灵感 Z710e (移动版) (Sensation)
- HTC 灵感 S710e (联通版) (Sensation)
- HTC 夺目3D X515m (EVO3D)
- HTC 夺目3D X515m (电信版) (EVO3D)
http://www.htc.com/cn/promo/software-note/
以下が時期
已更新 = 既に更新済み
5月底更新 = 5月下旬更新
6月中旬更新 = 6月中旬更新
自分がびっくりしているのは惊艳(incredible S)にもICSが来るという事ですね
中国のEVO3Dも五月下旬にICSになるようですね
もしかしたら五月下旬にISW12HTもアップデートが来るかも!?
どうでしょうか。
Sprint Evo3D(ICS)とISW12HT比較動画 / Evo3DのICSアップデート時期とVirgin Mobile版 EVO V 4G [HTC情報]
最近HTC関連の情報、端末の発売が多い気がします。
記事の下のほうでISW12HTとEvo3D(ICS)との比較動画を
Sprint Evo3DのAndroid 4.0 OTAがXDAを見ると流出していました!
完全版では無いと思われるのですが、ファームウェアや今までのEvo3DのICSカスタムROMではバグがあった
USB関連やカメラ関連もしっかり動作するようです。
SprintEvo3Dのアップデートの時期も発表がありました!
pocketnow.com - Sprint Exec Reveals EVO 3D ICS Update Arriving Next Month
http://pocketnow.com/android/sprint-exec-reveals-evo-3d-ics-update-arriving-next-month
Next monthですから、6月中にAndroid 4.0へアップデートが行われるようです。
今年頭には10月頃になるとアナウンスがあり大変不評がありましたがだいぶ前倒しになりましたね。
次に、海外のVirgin MobileからEvo V 4Gが発売されるようです。
コレはEvo V 4Gと言う新しい名前ですがEvo3Dです。
最初からAndroid 4.0を搭載しており、それの発売に向けてSprintEvo3Dのアップデートも前倒しになったのではないかと推測しています。
っていう事は、日本ではISW12HTが出ているのでアップデートの時期が気になりますが
恐らく近い時期にアップデートが行われるのでは無いかと思われます。
以下にEvo3Dリーク版ICS導入した物と、
ISW12HTのブラウザの動作速度比較、起動速度比較動画をアップしましたので以下に載せて置きます。
Sprint EVO3D ICSリークとISW12HTの比較
Sprint EVO3D ICSリークとISW12HTの起動時間の比較
おまけ
ISW12HTとEVO4G+(Sense3.5)のブラウザ動作の比較
Evo4G+は2.3のSense3.5です。ISW12HTはSense3.0です。
Evo3D Newts One S *RC 3* Sense4.0 導入
■リンク
Phonearena.com - HTC EVO V 4G hands-on
http://www.phonearena.com/news/HTC-EVO-V-4G-hands-on_id29990