Evo4G+にEvo3DのSense4.0ポートROMを移植したい 1 [EVO4G+]
今Sprint版のEvo3DにSense4.0ポートROMを入れて使っているのですが、
自分はSense3.6などよりSense4.0の方が好きなので大変気に入っています。
ですが自分としてはEvo3DよりEvo4G+の方が好きです。
パッと見ほぼ変わらないように見えますが実はEvo4G+の方がつくりがしっかりしており、
出来ればこちらを使用したいのです。
ですので、どうにかSense4.0を移植できないかやっているのですが素人がちょいちょいとやって出来るものではないんだと実感しております。
以下に行ってた事をメモがてらに記述していきたいと思います。
使った物
UbuntuPC
Evo4G+(Rider)のboot.img(kernel)
Evo3D(Shooter)のSense4.0ICSカスタムロム(CDMA版を使用)
(GSM版の方も試しましたが結果は変わらず)
Riderのboot.img、ShooterSense4.0ROMのboot.imgを取り出し、
カーネルを「split_bootimg.pl」を使いLinuxで展開します。
管理者権限でターミナルからそれぞれ以下を行いました
# ./split_bootimg.pl boot.img
でターミナル上ではサイズ情報やコマンドラインが表示され、
「boot.img-ramdisk.gz/boot.img-kernel」がファイルとして吐き出されました
# mkdir ramdisk
# cd ramdisk
# zcat -dc ..boot.img-ramdisk.gz | cpio -i
で両方ramdiskに移動し、ramdisk.gzを展開後
ファイラーでRiderカーネルと比較しながら
Sense4.0カーネルの中身のファイルのDeviceネームを変更しました。
変更前に権限が無いと言われたので以下を
# chown -R fnoji /ramdisk
Deviceネームの記述があったもの
init.shooter.rc → init.rider.rc
init.shooter.usb.rc → init.rider.usb.rc
unventd.shooter.rc → unventd.rider.rc
GSMの奴だと入っていない物だったりありましたが、特に変わらない物なのだと思ってます。
次に又ターミナルに戻り、「mkbootfs」を使ってramdisk内をパッキングします。
# ./mkbootfs ramdisk | gzip > new.boot.img-ramdisk.gz
次に「mkbootimg」を使用してboot.imgに再パッキングします。
先ほどの展開時に出力されたコマンドラインを使うか、
以下のブログさんが製作した「boot_img_hdr.exe」を使用して、ヘッダー情報を調べます。
攻撃は最大の防御なり - boot.imgを展開してみる その2
http://blog.goo.ne.jp/are_001/e/d734a67b8ea6a0cbcbb416262a298085
自分はこちらを使いました。
これを使うためにはcygwinのインストールが必要です。
使用すると、Riderカーネルは以下のように出力されました。
d:\kernelse4ri\bin>boot_img_hdr.exe boot.img
kernel_size : 3195488
kernel_addr : 0x48008000
ramdisk_size : 365129
ramdisk_addr : 0x49000000
second_size : 0
second_addr : 0x48f00000
tags_addr : 0x48000100
page_size : 2048
unused : 0x28a894
name :
cmdline : console=ttyHSL0 androidboot.hardware=rider no_console_suspend=1
今回使用する部分は太字になっている tags_addr cmdlineです。
これを参考にしてmkbootimgを使用します。
# ./mkbootimg --cmdline 'console=ttyHSL0 androidboot.hardware=rider no_console_suspend=1' --kernel boot.img-kernel --ramdisk new.boot.img-ramdisk.gz --base 0x48000000 -o new_boot.img
以上でnew_boot.imgが生成されます。
それで、後半のほうの --base 0x48000000 についてですがリンク先ブログさんや他のブログさんだと
rags_addr通りに記述後ビルドすると指示があるんですが、その通り行い
再度出来上がったもののヘッダー情報を確認すると後ろから三桁目が一つ数値が上がるんですよね・・・
例:--base 0x48000100 → ヘッダー情報 tags_addr : 0x48000200
まぁどれをやっても結果は起動せず変わらなかったのでよく解らないんですが^^;
カーネルは以上の方法で大きく二つ生成しました。
・Evo3DSense4.0カーネルのDeviceネームのみ変更してビルドしたもの
・Evo3DSense4.0カーネルのDeviceネームを変更し、boot.img-kernelをRiderの物と入れ替えてビルドしたもの
これらそれぞれテストのためにをRiderにfastbootより書き込みます。
Rider(Unlock済み)をfastbootモードにし、USB接続後
fastboot flash boot new_boot.img
を行い書き込みます。
これでカーネルは準備完了のつもりでした。
次にROMの方ですが、自分のイメージではEvo3D→SensationのポートROMを作ったり
その逆を行ったりするのであれば色々ファイル群の入れ替えなどが必要なのかな?
思っており、
それにGingerBreadROMからICSROMにファイル群をコピーした所で動くはずが無いとも考えておりました。
なのでリネームぐらいしかROM内部の作業はしておりません。
(取り敢えずbootanimationなどが起動してAndroidが起動しているのを確認できればチマチマ弄ろうと思ってたので・・)
ですので以下を参考に、build.propやキーマップなどshooterと記述があるファイルは全てriderに変更しました。
(notepad++で比較し、build.propはできる限りRiderのものに近づけました)
XDA - [DEV][SENSE] Porting sense to other sense devices
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=1222746
その署名したROMをClockworkModよりフラッシュし、adb logcatを起動させつつ起動させました。
・Evo3DSense4.0カーネルのDeviceネームのみ変更してビルドしたもの
だとlogcatは一切反応せず、定期的に再起動を繰り返していました。
・Evo3DSense4.0カーネルのDeviceネームを変更し、boot.img-kernelをRiderの物と入れ替えてビルドしたもの
だと、logcatに反応はあり文字ががーっと流れるのですが、ずっと起動しており永遠とループしているようでした。
一応 adb logcat -v time > log.txt よりlog.txtを保存したのでアップしておきます。
log.txt
http://www.mediafire.com/?5ci4v6iuk295ziy
うーん・・・無謀なんでしょうかね・・・
Sense4.0使うことができればEvo4G+離さないのですが・・・
EVO4G+ Beats Audio対応パッチ [EVO4G+]
EVO4G+のBeatsAudio対応パッチを見つけたので、
BeatsAudioのBootanimationを追加して上げたいと思います。
BootanimationはXDAにあった、純正のものと黄緑のもの二つ用意しました。
お好きなほうをお使いください。
BeatsAudioの機能のほうは、標準音楽アプリでヘッドホンを入れてから
「サウンドエンハンサー」で選択できるようになります。
BeatsAudio対応によりSRSは使用できなくなります。
純正のBeatsBootanimation
黄緑のBeatsBootanimation
黄緑のほうは純正のようにも見えるのでw
Rider_BeatsPatch_default.zip
http://www.mediafire.com/?j6uxdvzy1rm1a1m
Rider_BeatsPatch_green.zip
http://www.mediafire.com/?9d4amxacveqcx4u
リカバリーで当ててください!
Sense3.5専用のパッチです。
thx winpih !
■リンク
hTC [센세이션/vigor/Amaze/레이더/이보/Raider/센세이션xe/hTC]
http://cafe.naver.com/htc.cafe?iframe_url=/ArticleRead.nhn%3Farticleid=605312&
Docker's Sever
http://docker.iptime.org/
HTC EVO4G+ 日本語対応 カスタムROM など [EVO4G+]
以前購入しました!と言う記事を書きましたが、結局細かいレビューなどせずに今まで来てますね
細かいスペックは以前書きましたが、WCDMA対応(SIMフリー)のWibro(韓国のWiMAX)を積んでました。
WCDMA対応なのでSoftbank、Docomoで使用できます。
そしてですが、まさかの公式でSense3.5が来ていました!
公式アプデでSense3.5が来てる端末なんてこれぐらいしか無いんじゃないか・・・(元から3.5は結構ある)
EVO3Dとかにも来て欲しいですね。
後ICSもオナシャス!
最初私が探したときは、上手くRUUを見つけられなかったのですが、中華のほうで見つけました!
どうやらXDAより中華フォーラムのほうが割と弄られているようですね
以下がRUU
RUU_Rider_S_KT_KR_2.18.1010.8_Radio_11.62.3504.00U_11.17.3504.02_M_release_235689_signed.exe
http://115.com/file/dpy15lrh
RUU_Rider_KT_KR_1.48.1010.6_Radio_10.63.9007.27_M_release_220419_signed.exe
http://115.com/file/aquguk7o
RUU_Rider_KT_KR_1.39.1010.3_Radio_10.62.9007.21_M_release_200241_signed.exe
http://115.com/file/aqvchf9i
です。
取り出し方はいつもの感じで・・・
rom.zipをPG86IMG.zipにリネームして使ってください。
これで、中身をぐちゃぐちゃにしても安心ですねw
次に、中華のほうでは中華仕様にしたクリーンなカスタムROMも出回っていました。
そちらを日本仕様に改変したカスタムROMをアップしておきます。
HTC_Rider_2.18.zip
http://www1.axfc.net/uploader/F/so/73588&key=fnoji
アップしました!
標準で入っていたアプリが中々使えそうだったので削除はしてません。
・MarketAccess(MarketEnablerと似たような物)
・Rebooter(再起動時のアクションを選べる)
・端末エミュレーター
・我的申脳?(RootExplolerのようなもの)
基于2.18RUU的ROM
http://bbs.gfan.com/android-3553171-1-1.html
ここの物です。
カーネルも変わってるようなので、ZIPの中に入っているboot.imgもついでにflashしておきましょう
(公式アンロックは自動でboot.imgが焼かれないため)
内容的には
・初期起動時のアプリの配置がグローバル版のようになっている
・韓国IME削除、HTC標準IME追加
・SDカード読み書き向上
・CPU最適化
らしいです
以上のROMを
・中国言語削除
・日本語言語追加
・モトヤマルベリフォント追加
のみ行っています。
■リンク
HTC EVO 4G+ (Rider)论坛
http://bbs.gfan.com/forum-751-1.html